F の押さえ方の手順
基本形(133211)の押さえ方です。
- 人差し指を寝かせて、1フレットの6弦から1弦までをまとめて押さえます(セーハ)。
- 中指で、3弦の2フレットを押さえます。
- 薬指で、5弦の3フレットを押さえます。
- 小指で、4弦の3フレットを押さえます。
F の構成音と響き
F は、F(ルート)・A(長3度)・C(5度)の3つの音でできています。明るく安定した響きになります。
F からの持ち替えのコツ
F とよく一緒に使うコードへの持ち替えです。動かさなくていい指を残すと、速く持ち替えられます。
- F → B♭:人差し指(1フレットのセーハ)は動かさずに、押さえたまま持ち替えられます。4弦の3フレットは同じ場所ですが、押さえる指が小指から薬指に変わります。薬指は3フレットの4弦から2弦まで(セーハ)へ移します。中指・小指は離します。
- F → C:人差し指(2弦1フレット)・薬指(5弦3フレット)は動かさずに、押さえたまま持ち替えられます。中指は同じ2フレットのまま、3弦から4弦へ1本ずらします。人差し指は6弦1フレット・1弦1フレットからは離します。小指は離します。
- F → Dm:人差し指(1弦1フレット)・中指(3弦2フレット)は動かさずに、押さえたまま持ち替えられます。人差し指は6弦1フレット・2弦1フレットからは離します。薬指は2弦3フレットへ移します。小指は離します。
F と似たコードとの違い
- F と Fm:違うのは1音だけです。F の A が、Fm では A♭ になります。F は明るく安定した響き、Fm は暗く、しっとりした響きです。
- F と F7:F7 は F に E♭ を足したコードです。F は明るく安定した響き、F7 は少し緊張感があり、次のコードへ進みたくなる響きです。
F の簡単な代わりの押さえ方
セーハがつらいときは、6弦と5弦を鳴らさずに、4〜1弦だけを押さえる形(xx3211)で弾けます。
- 人差し指を寝かせて、1フレットの2弦から1弦までをまとめて押さえます(セーハ)。
- 中指で、3弦の2フレットを押さえます。
- 薬指で、4弦の3フレットを押さえます。
- 6弦・5弦は鳴らしません(×)。ストロークは4弦から弾き始めます。
いちばん低い音はルートの F(4弦)なので、F の響きはそのまま保てます。低い弦の音が減るぶん、全体に軽い響きになります。弾き語りでも、ほかの楽器がベースを弾いている曲なら、違いはほとんど気になりません。
Fmaj7 で代わりに弾く方法もあります。セーハなしで、人差し指は2弦1フレットだけを押さえます(xx3210)。響きはやわらかくなりますが、曲の流れはほとんど崩れません。
F がよく出るコード進行
- C → Am → F → G:キーが C の曲の定番の流れ。F が間に合わないうちは Fmaj7 で代わりに弾けます
- F → G → Em → Am:王道進行。サビでよく使われます
- C → G → Am → Em → F → C → F → G:カノン進行。F → C は薬指(5弦3フレット)を残せます