カポ(カポタスト)は、ネックに挟んで、すべての弦を同じフレットで押さえる道具です。カポを付けると、いつもの押さえ方のまま、音の高さだけを上げられます。
- 歌いやすい高さに、曲のキーを合わせられる
- F や B のようなセーハのコードを避けて、簡単な形で弾ける
- 原曲と同じキーで弾き語りできる
1フレットごとに半音上がる
カポを1フレット上に付けるごとに、音は半音ずつ上がります。例えば、カポを2フレットに付けて C の形を押さえると、実際に鳴る音は D になります。
早見表:カポの位置と、実際に鳴るコード
| 押さえる形 | カポ1 | カポ2 | カポ3 | カポ4 | カポ5 |
|---|---|---|---|---|---|
| C | C#(D♭) | D | D#(E♭) | E | F |
| G | G#(A♭) | A | A#(B♭) | B | C |
| D | D#(E♭) | E | F | F#(G♭) | G |
| A | A#(B♭) | B | C | C#(D♭) | D |
| E | F | F#(G♭) | G | G#(A♭) | A |
| Am | A#m(B♭m) | Bm | Cm | C#m | Dm |
| Em | Fm | F#m | Gm | G#m | Am |
例えば、キーが A の曲は、カポ2で G の形を使えば、セーハなしで弾けることが多いです。
付け方のコツ
- フレットのすぐ手前に付ける。フレットとフレットの真ん中に付けると、音がビビったり、音程がずれたりします
- まっすぐ付ける。斜めになると、弦によって音程がずれます
- 付けたあとは、チューニングを確かめる。カポの力で弦が引っぱられ、音程が少し上がることがあります
上の3Dの「カポ2」でも、カポは2フレットのすぐ手前に付けています。
カポの種類
- バネで挟むタイプ:片手ですばやく付け外しできる。初心者向け
- ネジで締めるタイプ:力を細かく調整できるので、チューニングがずれにくい
- アコースティックギターとエレキギターでは、ネックの丸みが違うので、使うギターに合ったものを選びます